この記事でわかること(3分で読めます)・家賃をクレジットカード払いにするメリット・家賃のクレジットカード払いで注意すること・クレジットカード払いに対応する不動産会社の特徴家賃の支払方法は何を選択していますか。家賃の支払いで多いのは銀行への振込みか口座引き落としです。その中でも銀行振り込みだと以下のような悩みがある人が多いのではないでしょうか。・家賃の支払いを忘れていた・家計簿に記入するのが面倒・毎月、振り込みに行くのが面倒このような悩みを解決するべく、最近はクレジットカードでの支払いに対応してくれる物件が増加しています。今回は家賃をクレジットカードで支払う際のメリットや注意点をご紹介します。今回の記事を参考に、自分に合った家賃の支払方法を選択してみてください。家賃をクレジットカード払いにするメリット3選クレジット払いのメリットは以下です。・家賃支払いの締め日を意識しなくてもよい・家計簿アプリとの相性が抜群・カード会社によっては特典がある家賃支払いの締め日を意識しなくてもよい「家賃の支払いの前に銀行に振り込みに行かなければ」と焦っていませんか。忙しい日々の中で銀行に振り込みに行くことを覚えておかなければいけないのは面倒です。しかし、家賃をクレジットカード払いに切り替えることで、家賃支払いの締め日を覚えておく必要がなくなります。毎月家賃の支払いを気にすることなく過ごせるのは魅力的ではないでしょうか。家計簿アプリとの相性が抜群家賃を家計簿につけている方は必見です。家賃の支払い後、「家計簿アプリを開いて家賃を記入する」という作業を毎月繰り返すのは面倒です。家計簿アプリを連携させたクレジットカードで家賃を支払うと、自動的に家計簿に記入されます。そのため、面倒な作業を減らすことができるでしょう。カード会社によっては特典がある毎月の家賃の支払いが、カードの特典に繋がれば嬉しいと思いませんか。家賃の支払いをクレジットカード払いに切り替えると、毎月固定の支出が特典として自分に返ってきます。クレジットカード払いに対応する物件が増えている背景キャッシュレス社会の推進経済産業省は、2018年4月に策定した「キャッシュレス・ビジョン」に基づき、キャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度にするという目標を掲げ、キャッシュレス決済の推進に取り組んでいます。 そのため、家賃の支払いをキャッシュレス対応にする会社は徐々に増えつつあります。引用:「キャッシュレスの将来像に関する検討会」のとりまとめを行いました (METI/経済産業省)外国人留学生の増加2020年度は新型コロナウイルス感染症により外国人留学生も減っていましたが、2023年3月以降、水際対策の段階的な緩和により留学生の増加がみられています。海外では日本よりもキャッシュレスが進んでいる国も多く、外国人留学生の増加により、クレジットカードで家賃を支払える物件のニーズが高まっています。そのため、近年、キャッシュレスで家賃を支払える物件が増加しています。物件オーナーとしては家賃の未払いが防げるクレジットカードでの家賃支払いは物件オーナーの方にもメリットがあります。クレジットカードで支払ってもらうことにより、家賃の滞納を防止できます。たとえ、口座の残高不足による遅滞があっても、カード決済の利用代金はカード会社が立て替えるため、家賃が未収になる心配はありません。また、支払方法にクレジットカードが選択できることで他の物件との差別化にもなります。家賃のクレジットカード払いで注意したいポイントとは?クレジットカード払いで注意したいポイントは以下です。・手数料がかかることがある・支払い日に注意して滞納しないようにする・クレジットカードの利用枠を超えないようにする手数料がかかることがある家賃をクレジットカード支払いにすると事務手数料やシステム手数料などと称して、家賃にクレジットカード決済手数料を上乗せしている場合があります。別名を称して家賃が高くなっている場合があります。注意しましょう。支払い日に注意して滞納しないようにする家賃をクレジットカード支払いにした場合、家賃の振込日は気にしなくても良いですが、クレジットカードの支払日に注意しましょう。もしも、クレジットカードの支払いを延滞してしまった場合、場合によってはカードが停止され家賃も滞納してしまう場合があるため、注意が必要です。クレジットカードの利用枠を超えないようにする家賃の支払いをクレジットカード払いに変更した際、毎月一定の額がクレジットカードの利用額として換算されるので、利用枠を超えないよう注意する必要があります。クレジットカード払いに対応する不動産会社の特徴クレジットカード払いに対応する不動産会社の特徴は以下です。・大手不動産会社は早くから導入・シェアハウスや学生向け物件を管理している・仲介手数料もクレジットカード払いできる大手不動産会社は早くから導入家賃のクレジットカード支払いは大手不動産会社が早くから導入しています。今後は広がっていくことが予想されますが、支払方法をクレジットカード払いにすることが決定しているのであれば、大手不動産会社から物件を探すのが無難でしょう。シェアハウスや学生向け物件を管理している家賃のクレジットカード払いが可能な物件はシェアハウスや学生向け物件に多い特徴があります。そのため、大学生から一人暮らしをする方も家賃のクレジットカード払いを検討できるでしょう。仲介手数料もクレジットカード払いできる仲介手数料とは、物件を契約するまでの期間に、大家さんと入居者を繋ぐ働きをしてくれた不動産会社や仲介会社に支払う手数料のことを指します。入居する際の初期費用としてかかることが多い仲介手数料もクレジットカード払いで済ませられる会社があります。一括で払えない場合はクレジットカード支払いを選択し、分割して支払うことも可能です。家賃の支払い方法を見直そう!クレジットカード払いのまとめ家賃をクレジットカード支払いにすることで、振り込みや家計簿の記入の手間が省け、家計管理がし易くなるでしょう。そして、最近はキャッシュレス社会の推進により、物件オーナーの要望でクレジットカード支払いを導入する会社も増えています。しかし、クレジットカード支払いは手数料がかかる場合があるため、事前に不動産会社やカード会社に確認する必要があります。注意点を把握して、クレジットカード払いをうまく活用しましょう。ナッジカードでは、家賃の支払いでも利用金額に応じて「特典」がもらえます。手数料も無料のため、家賃の支払いをクレジットカード支払いに変更するのはお得です。ぜひ、これを機にご自身のお住まいが家賃のクレジットカード払いが可能かどうかに着目し、支払方法を見直してみましょう。ライター:黒田帆乃加