「取引先への支払い期日は迫っているけれど、手元の資金繰りには少し余裕を持たせたい…」そんな悩みを抱える個人事業主・中小企業の経営者は少なくありません。そこで注目したいのが、クラウド請求書サービス「INVOY(インボイ)」です。請求書の作成・発行はもちろん完全無料、さらに受け取った請求書の支払いをクレジットカードで行うことで、実質的に支払いを後ろ倒しにできる点が大きな特徴です。本記事では、INVOYカード払いの基本情報からメリット・デメリット、実際の評判までまとめて解説します。1. INVOYカード払いとは?INVOYカード払いは、FINUX株式会社が運営するクラウド請求書プラットフォームです。累計登録ユーザー数は10万人を超え、請求書・見積書・納品書・領収書といった各種帳票の作成から、受け取った請求書のデータ化、カード払いによる支払いまでを一つのサービスで完結できます。運営元のFINUXは、クラウドファクタリング事業で豊富な実績を持つOLTA株式会社の完全子会社です。OLTAは2017年の設立以来、中小企業・個人事業主向けの資金繰り支援サービスを展開し、資本金40億円超まで調達を重ねてきた企業となります。資金繰りに関わるサービスだからこそ、運営基盤の実績は安心材料の一つといえるでしょう。インボイス制度(適格請求書等保存方式)や電子帳簿保存法にも対応しており、法令面でも安心して利用できる設計になっています。2. INVOYカード払いの主なメリット1. 請求書の作成・発行がずっと無料INVOYカード払いの大きな魅力は、請求書の作成・発行・受取といった基本機能を無料プランでも枚数や人数の制限なく使える点です。カード払いサービス専業の競合と異なり、日々の請求書発行業務そのものをコストゼロで置き換えられます。2. 受け取った請求書をカードで支払い、最大60日後ろ倒し受け取った請求書は自動でデータ化され、そのままクレジットカードで支払いに回せます。銀行振込からカード払いに切り替えることで、カード会社の締め日・支払日の仕組みを利用し、実質的な支払いを最大60日ほど後ろ倒しにできます(利用するカード会社により異なります)。取引先への通知なしで支払い方法を切り替えられる点もポイントです。3. 事前審査不要・最短10分で振込INVOYカード払いは事前審査が不要で、思い立ったタイミングですぐに利用を始められます。取引先への入金は最短10分で行われます。4. 最大5枚のカードを組み合わせて支払える1件の請求書に対して、最大5枚のクレジットカードを組み合わせて支払うことが可能です。1枚のカードの利用枠だけでは足りない場合でも、複数カードに分けて資金繰りの選択肢を広げられます。5. スマホ撮影で請求書をアップロード可能(最新アップデート)直近のアップデートにより、受け取った請求書はスマートフォンでの撮影でもアップロードできるようになりました。PDFデータがなくても、紙の請求書をその場で撮影して手続きを進められるため、経理担当者・フリーランス双方にとって扱いやすくなっています。6. クレジットカードのポイントが貯まる請求書の支払いも通常のカード決済と同様に扱われるため、ポイントやマイルが付与されます。還元率の高いカードを組み合わせれば、実質的な手数料負担をさらに抑えることも可能です。7. インボイス制度・電子帳簿保存法に完全対応、セキュリティも充実適格請求書の発行・保存に対応しているほか、電子帳簿保存法についてもJIIMA(日本文書情報マネジメント協会)のスキャナ保存ソフト認証を取得済み。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS/ISO27001)にも準拠しており、重要な取引情報を扱う上での安心感があります。3. INVOYカード払いの手数料カード払いを利用する場合、上記プラン料金とは別に決済手数料(支払額の3%、税別)が発生します。初期費用や月額費用はかかりません。なお、初めて利用する方限定の「スタート応援キャンペーン」として、利用開始月から最大2ヶ月間は決済手数料が2.2%になる特典が用意されています(内容は変更される場合があるため、申し込み前に公式サイトでご確認ください)。補足:公式LPでは「月間200万円以上を支払う事業者向けの特別オファー」も案内されています。月間の支払額が大きい法人の場合は、個別に条件が変わる可能性があるため、該当しそうな方は公式サイトから問い合わせてみるとよいでしょう。4. 他社の請求書カード払いサービスとの比較請求書カード払いサービスは近年増えており、手数料や審査の有無、振込スピードはサービスごとに差があります。主要8社を比較すると、INVOYの立ち位置は次のとおりです。比較項目INVOYカード払いFintoカード後払い支払い.comLP請求書カード払いフリーランス請求書カード払いゆとりペイラボルカード払いマネーフォワード請求書カード払い手数料3.0%(※初回2.2%〜)2.50%〜4.0%2.95%2.70%2.9%3.0〜3.5%2.70%最低手数料1万円未満300円5万円以下は1,400円1万円未満不可900円900円900円1万円未満不可10万円以下は3,000円事前審査不要不要原則不要不要不要不要あり(簡易)あり(簡易)最短振込最短10分最短即日最短翌日最短即日最短即日最短即日最短即日最短2営業日支払延長最大60日最大60日最大60日最大60日最大60日最大60日最大60日最大60日請求書発行機能あり(完全無料)なしなしなしなしなしなしあり(有料連携)4.1 比較から見えるINVOYカード払いの本当の強み比較表を正直に読み解くと、INVOYカード払いの決済手数料(通常3.0%)は、専業サービスの中で特別安いわけではありません。Fintoカード後払いのように手数料2.50%〜を掲げるサービスも存在します。一方で振込スピードは最短10分、遅くとも2営業日以内と非常にスピーディーで、「最短即日」をうたう他社にも引けを取りません。その上でINVOYが選ばれる理由は、手数料の一点勝負ではなく「トータルコスト」と「柔軟性」にあります。①請求書発行そのものが無料他社を使う場合、多くは別途、請求書発行システム(有料の場合も)を用意する必要があります。INVOYなら発行から支払いまで1つのアカウントで完結し、追加コストがかかりません。②最大5枚のカード分割払い比較した中で、複数カードへの分割に対応していることを明示しているのはINVOYだけです。高額請求書でも1枚のカード枠に縛られません。③運営元OLTAの実績クラウドファクタリング大手としての与信ノウハウ・資金基盤があり、長期的に使い続けるサービスとしての安定感があります。一方で、とにかく手数料を1円でも抑えたい方や当日中の振込を最優先したい方は、Fintoカード後払いなど手数料の低いサービスや、最短即日振込に対応するサービスとの比較検討をおすすめします。5. INVOYカード払いの評判・口コミ実際の利用者からは、無料プランでも十分な機能が揃っている点や、見積書から請求書・領収書までの流れを一元管理できる利便性を評価する声が多く見られます。エクセルでの請求書作成に時間を取られていた業務が、導入によって効率化されたという声も見受けられます。一方で、請求書のレイアウトの自由度についてはもう少し柔軟にしてほしいという意見もあり、デザイン面のカスタマイズ性は今後の改善が期待される部分といえそうです。6. INVOYカード払い使い方(3ステップ)無料登録:メールアドレスなどの基本情報を入力し、数分でアカウントを作成します。請求書をアップロード:受け取った請求書のPDF・画像データ、またはスマホ撮影で登録します。金額や支払期日などはOCRで自動データ化されます。カードを選んで支払う:登録したクレジットカードから支払い方法を選択します。1枚で足りない場合は最大5枚まで組み合わせ可能です。7. 気になる点・注意点①カード払いには決済手数料がかかる通常時は3.0%の手数料が発生します。キャンペーン適用は利用開始月から最大2ヶ月間に限られるため、それ以降も継続利用する場合は通常料金でのコスト試算をしておきましょう。②口座自動連携・資金繰り表はStandardプラン限定無料プランでは請求書関連の基本機能は使えるものの、口座自動連携や資金繰り表の作成にはStandardプラン(月額980円)への加入が必要です。8. こんな人におすすめ請求書の発行・管理サービスをまだ導入しておらず、無料でまとめて済ませたい方受け取った請求書の支払いを、カードのポイントを貯めながら後ろ倒ししたい方1枚のカード枠だけでは足りず、複数カードに分けて支払いたい方紙の請求書が多く、スマホで手軽にデータ化・支払いまで済ませたい方9. まとめINVOYカード払いは、請求書の作成・発行が完全無料であることに加え、受け取った請求書のカード払いによって支払いを最大60日間後ろ倒しにできる、オールインワン型のクラウド請求書サービスです。事前審査不要・最大5枚のカード分割払い・スマホ撮影対応など、使い勝手の良さも兼ね備えています。決済手数料や振込スピードの単純比較では専業サービスに軍配が上がる場面もありますが、「請求書業務そのものを無料化しながら、支払いの柔軟性も持たせたい」という事業者にとっては、検討する価値の高いサービスといえるでしょう。まずはキャンペーン期間中(手数料2.2%〜)に試してみるのがおすすめです。